
倉庫会社の営業は、これまで既存の取引先からの紹介や、営業担当による訪問営業が中心という会社が少なくありません。しかし荷主企業側も、倉庫を探す際にインターネットで情報収集を行うケースが増えており、「見つけてもらう」ための情報発信の重要性が高まっています。今回は、荷主から選ばれる倉庫会社になるための情報発信の考え方を紹介します。
荷主は何を基準に倉庫会社を探しているか
荷主企業が倉庫を探す際に重視するポイントは、立地・料金・対応可能な商材(温度帯、危険品など)、そして信頼性です。特に初めて取引する倉庫会社に対しては、「本当に任せて大丈夫か」という不安を抱えています。情報発信は、この不安を解消し、比較検討の土台に乗るための重要な手段です。
まず整えるべき基本情報
情報発信というと難しく聞こえますが、まずは基本的な情報を整理し、外部から見つけやすい状態にすることが第一歩です。
対応可能な条件の明確化:普通倉庫か、冷蔵・冷凍か、危険品対応かといった倉庫種別、坪数、料金体系などを明確に示すことで、荷主側が問い合わせる前に自社との相性を判断できます。
立地・アクセス情報:最寄りのインターチェンジや幹線道路からの距離など、輸送コストに直結する情報は、荷主にとって重要な判断材料です。
実績や対応可能な業種:これまでどのような業種・商材を取り扱ってきたかを示すことで、同業種の荷主から見た安心感につながります。
倉庫検索プラットフォームの活用
自社のウェブサイトを充実させることに加えて、Logi-Gatewayのような倉庫検索プラットフォームに情報を掲載することも有効です。荷主企業が「エリア」「倉庫種別」といった条件で検索した際に、候補として表示されることで、これまで接点のなかった荷主との出会いの機会を増やせます。特に自社サイトへの集客に時間がかかる規模の会社にとっては、既に一定の検索流入があるプラットフォームを活用することで、効率よく露出を得られるというメリットがあります。
継続的な情報更新の重要性
一度情報を掲載して終わりにするのではなく、空きスペースの状況や対応可能な条件は変化するため、定期的に情報を更新することが望ましいです。古い情報のまま放置されていると、せっかく興味を持った荷主からの問い合わせ機会を逃してしまう可能性があります。
信頼を積み重ねる情報発信
料金や条件だけでなく、倉庫内の様子や作業体制、安全管理への取り組みなどを写真や文章で紹介することも、荷主に安心感を与える有効な手段です。情報発信は一朝一夕に効果が出るものではありませんが、継続することで「この会社は信頼できそうだ」という印象を積み重ねていくことができます。
荷主から選ばれる倉庫会社になるためには、基本情報を明確に整理し、荷主が情報収集する場所(自社サイトや倉庫検索プラットフォーム)にきちんと情報を届けることが第一歩です。継続的な情報発信を通じて、新たな取引先との出会いの機会を増やしていきましょう。