← コラム一覧に戻る
荷主企業向け

初めて倉庫を借りる荷主が知っておくべき費用相場

2026/7/17
初めて倉庫を借りる荷主が知っておくべき費用相場

倉庫を初めて借りる際、多くの荷主企業が戸惑うのが「結局、月にいくらかかるのか分かりにくい」という点です。倉庫の費用は複数の項目が組み合わさって決まるため、見積もりを比較する際にも注意が必要です。今回は、倉庫を借りる際にかかる主な費用項目と、その考え方を整理します。

保管料:最も基本となる費用

保管料は、倉庫費用の中心となる項目です。代表的な課金方式には、以下の3パターンがあります。

同じ坪数・パレット数でも、倉庫会社によって単価は大きく異なるため、複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。また、どの課金方式を採用しているかによって費用の変動幅が変わるため、自社の在庫パターンに合った方式を選んでいる倉庫会社かどうかも、比較検討の重要なポイントになります。

入庫料・出庫料:荷動きにかかる費用

保管料とは別に、荷物を倉庫に搬入する際の「入庫料」、出荷する際の「出庫料」が発生します。これらは1パレットあたり、または1ケースあたりの単価で設定されていることが多く、出荷頻度が高い事業ほど、この部分のコストが総額に占める割合が大きくなります。見積もりを比較する際は、保管料だけでなく、想定される入出庫頻度を踏まえた総額で試算することが重要です。

温度帯による料金差

冷蔵・冷凍倉庫は、常温の普通倉庫と比べて坪単価が高くなる傾向があります。これは温度管理設備の稼働コストが上乗せされるためです。食品や医薬品など温度管理が必須の商材を扱う場合、この価格差はあらかじめ織り込んでおく必要があります。

その他にかかる可能性のある費用

上記に加えて、検品や流通加工(値札付け、セット組みなど)を依頼する場合の作業料、システム利用料(WMS利用料)、保険料などが別途発生するケースがあります。契約前に「何が保管料に含まれていて、何が別料金なのか」を明確にしておくことで、想定外のコスト増を防ぐことができます。

相見積もりのポイント

倉庫会社によって料金体系の建て付けが異なるため、単純な坪単価の比較だけでは正しい判断ができないことがあります。想定する月間の保管量・入出庫回数を各社に提示した上で、月額換算での総額を見積もってもらうと、実態に近い比較ができます。


初めて倉庫を借りる際は、保管料の安さだけに注目するのではなく、入出庫料やその他の付帯費用まで含めた総額で判断することが、費用面での失敗を防ぐポイントです。Logi-Gatewayでは、全国約28,000件の営業倉庫情報を検索できますので、複数の倉庫会社を比較検討する際にぜひご活用ください。

#費用相場#倉庫選び#コスト削減

関連記事

「物資の流通の効率化に関する法律」で何が変わる?荷主企業が知っておくべき影響と対応策
自社倉庫 vs 外部委託、どちらが得か
倉庫選びで失敗しないための5つのチェックポイント
トップに戻るコラム一覧用語集運営者情報お問い合わせ利用規約プライバシーポリシー